きずなカフェ保育の根っこ

11月22日(木) ねやがわ市民福祉講座「あなたに生きがいはありますか? ~農業×福祉×酒づくり?!豊中あぐりから学ぶ、地域共生の居場所・役割づくり~ 」に参加しました!


全国初のコミュニティソーシャルワーカーであり、地域住民の力を集めながら先進的な取り組みに挑戦されご活躍されている豊中市社会福祉協議会 福祉推進室長 勝部麗子さんが講師でした。
勝部さんの活動は、府や国の地域福祉のモデルとして、ドキュメント番組やTVドラマに取り上げられたこともあるので、ご存知の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私たちも地域福祉に携わる身として、地域の活性化につながるような取り組みについて、どのような考え方や形があるのかというところをぜひ学びたいと思い、この講座に参加してまいりました。


今回の講座では、社会的孤立をなくし、すべての人が生きがいを持って地域の中で生活いてくことができるように、居場所と役割を作り出し提供していく豊中市のさまざまな取り組みをご紹介いただきました。
その一例としてご紹介いただいたのが、”豊中あぐりプロジェクト事業”です。
都市型農園を拠点に人と人とがつながり、認め合い、支えあう共有空間創りを通して、定年後の方々の社会参画の促進を実現しているプロジェクトです。
このプロジェクトのメンバーの方も登壇され、実際にこの取り組みが人と地域をつなげ、そして人を元気にし、さらに地域活性へと展開されていることを語ってくださいました。


私たちの法人が大切にしている「7つのきずな」のひとつに”こども園と地域のきずな”も含まれています。
地域あってこその大阪誠昭会、ねやがわ成美の森こども園です。
今回の講座を通して、地域の人々やさまざまな機関とコミュニケーションを図ることの大切さ、発想を柔軟にすることで地域の活性化につながる道が開けるということを学びました。
我々だからこそできる地域福祉の形を展開していく中でしっかりと地域に根ざし、私たちのミッション・ビジョンの実現につなげていきたいと思います。

(文責:教頭 木下千夏)


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