きずなカフェ保育の根っこ


先日よりブログでもご紹介させて頂いている食育プロジェクト『スポット尿検査でナトカリ比を知ろう!!』がスタートし、本日スポット尿検査を行いました。

以前から食育でお世話になっており、平成30年度から取り組んでいる『食育推進プロジェクト』の顧問をして下さっている、武庫川女子大学 国際健康開発研究所の管理栄養士の森真理先生(現 東海大学 健康学部 准教授)、武庫川女子大学国際健康開発研究所の森英樹先生、さらに寝屋川薬剤師会にもご助力いただき、『オトナの食育』プロジェクトを開始いたしました。
このプロジェクトの目玉として、スポット尿検査を行いました。
この尿検査では食事で摂取した塩分量が数値として明確にわかるので、食事を見直すきっかけになります。
子どもの食事を用意するのは大人なので、園児に向けて行っている食育とは別に、健康寿命の食事とはどのようなものなのかを保護者の方にも関心を持って頂くことが子どもの健康につながると考えています。
保護者の皆様にお子様の尿を朝にとっていただき、武庫川女子大学国際健康開発研究所にて『ナトカリ比』【ナトリウム(塩分)、カリウム(野菜や果物)】の比率を調べて頂きます。

本日は寝屋川市薬剤師会の寒川会長、遠矢先生が来てくださり、採尿した園児の体温測定にご協力していただきました。



薬剤師会の先生が持ってきてくださったイタリア製の体温計を使用しました。
おでこにあてるとすぐに測れるもので、子ども達は興味津々に見ていました。
みんなおでこを出して準備していましたよ。


寒川会長が、市民の健康のために薬剤師会で尽力していきたいと熱い思いをお話してくださいました。昨年11月に開催された「クスリと健康展」でも紹介されていたように、健康寿命を延ばすために 昨年10月から寝屋川市内の薬局で一般の方でも尿検査を受けることができるようになったので、興味のある方はお近くの薬局にお尋ねください。(検査費用は実費となります。)

今回のスポット尿の検査をきっかけに、子ども達だけでなく保護者の方々にも食への興味、関心を深めて頂けたらと思います。
また、子ども達の健康を考えた私たちの取り組みがやがて寝屋川市の健康長寿の街づくりに発展していくことを願っています。

過去の「オトナの食育」に関するブログはこちらからご覧ください↓
・「クスリと健康展」のブログ
・「オトナの食育」のブログ
・「24時間採尿」のブログ
・「武庫川女子大学国際健康開発研究所 森英樹先生とのスポット尿の打ち合わせ」について⇒保育の根っこ

(文責:保育リーダー 安井真悠)


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