きずなカフェ保育の根っこ

保育月刊誌「保育界」平成25年11月号に理事長の記事が掲載されました。



「保育ドキュメンテーション」

聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと「保育を保護者や地域社会に様々な媒体を使って可視化をしていくこと」です。

当園や私が園長を務める、もくれん保育園ではブログというインターネット媒体を使って、写真などを織り交ぜながら情報を公開しています。

そこでは保護者の皆さんや地域の方々に私たちが行っている保育を理解していただくために、「保育園でこんなことをしました」といった結果報告に終始することなく、保育のねらいや目的などといった活動のポイントも合わせてお伝えするような工夫をしています。

しかし、総じて保育業界ではまだ保育の結果報告も園だよりや毎日の連絡ノートなど、文字のみの情報伝達に終始している感が否めません。これではなかなか保護者の皆さんに保育活動をイメージしていただくことが難しいように思います。

文字と写真または音声(動画などを含む)がリンクすることでより正確に、そしてリアリティをもって保育の内容をお伝えすることができるように思うのです。

そのような考えを当園で今年行った、なかよし敬老祭を題材に、保育の内容、ねらい、目的など保育のポイントを挙げ、これらをどのようにドキュメンテーションとして情報発信していくのか、ということを当法人の実例に基づき執筆しました。

保護者のみならず、たくさんの方々にお子様が通われている保育園での取り組みを理解いただくための情報発信の一助になればうれしく思います。


※記事のPDFを掲載させていただきましたので、ご一読いただければ嬉しく思います。

(文責:理事長 田中啓昭)


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保育界   平成25年11月号


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