きずなカフェ保育の根っこ


令和元年7月18日(木)ねやがわ寝屋の森こども園うさぎ組(2歳児)にて法人内公開保育を行いました。

法人内公開保育では、現在行っている教育・保育内容の見直しをするべく、今年度よりねやがわ成美の森こども園・ねやがわ寝屋の森こども園・ねやがわくこの木保育園の3園で行っています。

今回の公開保育では『ひも通し』を行いました。
幼保連携型認定こども園教育・保育要領
<満1歳以上3歳未満の園児のねらい>
健康1-(3)健康、安全な生活に必要な習慣に気付き、自分でしてみようとする気持ちが育つ。
環境1-(1)身近な環境に親しみ、触れ合う中で、様々なものに興味や関心を持つ。
表現1-(2)感じたことや考えたことなどを自分なりに表現しようとする。
<満3歳以上の園児のねらい>
健康2-(7)身の回りを清潔にし、衣服の着脱、食事、排泄などの生活に必要な活動を自分でする。
環境2-(3)季節により自然や人間の生活に変化のあることに気付く。
表現1-(2)感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。 を参照し、

・夏の食べ物に興味を持ちながら、シロップに見立てたひも通しを行い、手指先の発達を促しながら、お箸の練習や衣服の着脱に繋げる。ということをねらいに保育を行いました。



子ども達がイメージしやすいように絵本『ぺんちゃんのかきごおり』を読み、絵本に出てきたかき氷は何味があったのか思い出しながら話を進めました。



かき氷のイメージが出来たところで、子ども達が絵本に出てきたペンギンのぺんちゃんと同じように、シロップに見立てたひも通しでかき氷制作を行いました。





ひも通しを行う前にひもの通し方や、扱い方、ひもの持ち方などを確認しました。
集中しながらも、黄緑色のひもを手に取り「メロンにする」など、イメージを膨らませながらオリジナルのかき氷作りを楽しんでいました。



公開保育終了後は、見学したスタッフでポイントや疑問点・課題を見出し、話し合いを行い、
その中で、年齢に合った手指先の発達を促す遊び内容を3園共通認識のもと行っていくこととなりました。
子どもの人数やクラス編成に違いはありますが、法人として教育・保育を進める上での方向性を考える貴重な時間でした。

話し合いの中で出た今回のポイントを改善・実践をしていき、法人全体で保育の質を向上させより良い教育・保育を行っていきたいと思います。

(文責:保育リーダー 眞利 美陽)


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