食育についてプログラム内容

栽培活動から学ぶ
直接体験型プログラム

一年を通じて園内の専用農園(自然菜園)で
トマト、なす、ピーマン、きゅうりや大根、玉ねぎ、さつま芋などの野菜の栽培活動や
市内の農家と提携した米作り体験活動を行っています。
苗を植えたり、収穫したりするだけでなく、
水やりや雑草抜きなどの管理まで、主に子どもたちが行います。
米作りもただ苗を植えたり、稲刈りをするだけでなく、
米ができるまでの過程を学習したり、カカシ作りや生長の観察画なども取り入れ、
最終的に自ら育てたお米を農家の方に分けていただき、給食で利用しています。

これらの活動を一過性の体験だけではなく、継続的なプロセスを大切にし、
自然の不思議さや生命の尊さ、そして思いやりの心を育んでいければと考えています。

食育と造形のコラボ「カカシ作り」

健康と食べる楽しさを考えた
献立と調理

給食業務を株式会社 魚国総本社に委託し、
パートナーシップのもと給食や食育推進に努めています。
給食業務については、手作りおやつを毎日(土曜日を除く)実施したり、
バラエティに富んだ献立を目指し、3~4ヶ月の長期サイクル献立の採用や季節の献立、
郷土料理などを積極的に取り入れています。
また、調理済み食品の持ち込みによる加工等の調理ではなく、
主に原材料を仕入れ、園内の厨房にて調理をしています。

食育については管理栄養士と看護師が常駐し、
離乳食、アレルギー食など細やかな対応をしています。

株式会社魚国総本社の
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「給食のプロ」との連携でみんなの笑顔をバックアップ

食に関する細やかな対応(1)
(乳児ミルク・離乳食等安全個別化対応)

当園では乳児に対して、できるだけ家庭に近い形での対応を考えています。
一例としてミルクはご家庭と同じメーカーのものを使用し、
哺乳瓶の乳首の形状や穴の大きさなど細かな部分まで個別に対応しています。
離乳食もご家庭と二人三脚での取り組みを心がけ、
担任・看護師・管理栄養士が連携し、保護者と連絡を密に取り合いながら、
発達に応じた進め方をご提案しています。

ミルク・哺乳瓶など園でご用意します

食に関する細やかな対応(2)
(食物アレルギー対応)

近年、アレルギー性の病気にある乳幼児が急増しており、
その原因の一つとして食物アレルギーが挙げられます。
当園ではそのような食物アレルギーによる食事制限(食事療法)を必要とされるお子様に対して、
医師の診断・指導に基づいて「アレルゲン除去食」を提供しています。
担任・看護師・管理栄養士が連携し、場合によっては保護者との話し合いの機会をもち、
園全体でご家庭と協力し合いながら取り組む体制を整えています。

ご家庭との連携が大切です

マナー教育

楽しく食事をすることは大切ですが、それだけでは子どもの心を育てることはできません。
食事が食べられるということに感謝をする気持ちを育てることが大切です。
動物や植物などの尊い命をいただいたり、たくさんの人々が関わってくれた結果、
このようにして私たちは楽しく食事ができるのです。
その感謝の気持ちを持つことから、残さず食べる、行儀よく食べる、味わって食べるなど、
食事のマナー教育が始まっていくものであると考えています。

心とマナーの教育が大切です

食に関する情報提供や知識の普及

食育活動が認定こども園だけで終わらないように、
継続性のあるものにするためには
保護者や地域社会に対して啓発していくことが大切であると考えています。
そのようなことから、簡単に調理ができる献立の紹介など、
書類等を配布する一方的な啓発活動だけでなく、
家庭でも実践いただけることに留意した活動を展開しています。
また子育て支援事業として離乳食教室などを行い、園児の保護者だけでなく、
地域社会の保護者に対しての啓発活動にも積極的に取り組んでいます。

人気のメニューも紹介しています

「給食だより」は、「ダウンロード」
ページでご覧になれます。

ダウンロード

プログラム内容(1)
「育てる・作る・食べる」を
体験して学ぶ教育の実施

季節ごとのプログラム

一年を通じてのプログラム

  • 子どもたちのクッキング体験
  • きのこ栽培
  • バイキング(おやつバイキング含む)
  • 季節感や伝統的な文化(郷土料理)を取り入れた献立作成

プログラム内容(2)
家庭や地域に向けた食育支援活動

季節ごとのプログラム

一年を通じてのプログラム

  • 地域に向けた子育て支援
  • 食事マナー教育
  • 歯磨き、手洗い等の保健衛生学習
  • 食物アレルギー、離乳食個別対応
  • 「給食だより」など配布物による食に関する啓発活動

食育について一覧