令和6年9月10日(火)公開保育を行いました。
カテゴリー:研究発表・講演など
令和6年9月10日(火)に公開保育を行いました。
公開保育では、当法人が所属する保育総合研究会の全国の保育園・認定こども園 理事及び園長の方々より評価をいただくに加え、寝屋川市保育行政担当課の方や民生委員協議会 会長、成美小学校 教頭の皆さまにお越しいただき、法人の取り組みを地域の皆さまにもご理解いただく機会としました。
公開保育の目的は、教育・保育の質の向上です。
第三者の方々より評価をいただき、保育を見つめ直すことで、課題に気付き、改善に役立てることができます。
寝屋川市は、「ねやっCoエージェンシープログラム」という就学前教育・保育プログラムを策定しており、子ども達が自分で考え、判断できる自立した人間への成長を支え、在籍する施設に関わらず、すべての寝屋川の子ども達が、多様な活動を楽しみ、達成感を味わいながら「主体的・対話的で深い学び」につながる基礎を培うことを就学前の教育・保育から目指しています。
昨年度は姉妹園 ねやがわ寝屋の森こども園にて公開保育を行いました。
その様子はこちらをご覧ください。
今年度の当園における公開保育のテーマは「 対話 」です。
今回は、ぱんだ組(4歳児)とらいおん組(5歳児)で公開保育を行いました。
3歳児クラスの時より約1年間愛着を持って育てているカブトムシのお世話を通して、関心を持った『土』をテーマに行いました。
土に関する疑問や様々な意見が飛び交い、子ども達の話し合いで土の中を4・5人の少人数で表現する共同画をして土の中の不思議を表現しました。
クラスでの当番活動や日々の教育・保育でのグループ対話を活かしたゲーム遊びを行いました。
これまでに子ども達が作ったすごろくを使って、グループで止まりたいマスに合う言葉を相談し合いながらグループ毎に話し合ってゴールを目指しました。
公開保育の後に行われた協議会では、保育内容の振り返りを行い、保育総合研究会の方々からの評価とアドバイスをいただきました。
第三者の方々の意見をいただく事で、自身の保育を見つめ直す機会となるだけでなく、新たな試みのきっかけにもなり、今後さらに当法人での教育・保育の質を高めていくための貴重な時間となりました。
また、協議会終了後には、くほんじこども園 園長 矢野理絵先生がおもちゃについての講演会をしてくださいました。
子どもの発達に合わせた遊びの在り方や、子ども達に身につけてあげたい能力を育むためのおもちゃの選び方・遊び方についてなど、大変多くの学びがあり、有意義な時間となりました。
今後も当園は、いただいた評価やご助言をもとに教育・保育の質の向上に努めて参ります。
(文貴:保育スタッフ 三上明穂)