きずなカフェご意見・ご要望なるほど!レポート

令和5年度にお寄せいただいた苦情・要望についてまとめました。  


当園では苦情・要望をいただいた際には「苦情は宝である」との想いのもと、職員間の情報共有は会議での報告はもちろんのこと、対応票に解決までの経緯の詳細を記録し、過去の記録もさかのぼっていつでも閲覧できるように保管しています。

苦情・要望等  5件

主な内容
・子どもへの関わりの際に言葉が単調になっていたことへの指摘
 新しい担任の子どもに対する口調が強く聞こえるなどの指摘があり、園から担任に対してこどもへの対応を指導する旨を伝えた。

・他の保護者の振る舞いが危険だと感じたことへ注意喚起の要望
 事実確認を職員が行えていない中で、当該の保護者への直接的な指摘は難しく、園の保護者全体への注意喚起を行った。

・お迎え時に園児の思いを汲み取らずに強引に連れてきたことへの不満
 園の方針でないことを職員が行っていることから、当該職員への注意と職員全体に再度方針を説明。こどもが帰りのあいさつ等を嫌が
 っているときなどは無理のないように抱っこをして子どもの気持ちを組みながら引き渡すように職員に指導した。

・保護者や子どもの気持ちや思いを汲み取れていない対応への不満
 本件は直接の話があったわけでなく、投書箱に苦情・要望としての意見が入っていたので、前述のケースと同様に当該職員への注意と  全職員には子どもの気持ちを汲み取る対応をするように配慮するように指示をした。

・子どもへ対する指導についての苦情
 こどもへの注意等指導の仕方を再度、当該職員及び全職員で確認した。保育を行う上で危険を伴うことに対して制止を促すために大き
 な声を出さないといけないこともあるが、本件はそこまでの必要性は全くないものであったので、TPOに合わせた声掛けが必要である
 旨の指導を行った。



上記以外は第三者委員や運営適正化委員会等への苦情申し立てはありませんでした。

今回の苦情はある特定の職員が同じ内容の苦情を複数指摘されてはいるものの、一個人の苦情としてではなく、園全体の苦情としてとらえ、他の職員も「人のふり見て我がふり直せ」という観点から、再確認することを行い、再発を予防する観点に着目しました。
園としましては、これからも保護者の皆様ときっちりと話し合いをした中で事業を進めていき、これからも子どもだけでなく保護者と向き合い、より良い園運営を行っていけるよう邁進していきたいと考えています。

今後とも、ねやがわ成美の森こども園をどうぞよろしくお願いいたします。


(文責:園長 田中 啓昭)


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