“こもれびこども教室”が
支援できるお子さま発達障害のお子さま
発達障害のお子さまに見られる
主な行動
- 視線が合いにくい。
視線の動きが少ない。 - 表情が乏しい。
- 相手の興味や場に関係なく話す。
- 変わった遊びや物事に関心を示す。
興味のある物には詳しい。
- 順番が待てない。
- 席に座っていられない。体が常に動いている。
- 些細なことで注意がそれる。
- 口頭での指示を理解することができない。
- なめらかに話せない(言葉が詰まってしまう)
- 文字や数字を逆転して書いてしまう。
上記の行動に対して、全てではなくともいくつかの行動のみに該当する場合もございます。
発達障害とは
発達障害は、脳機能の発達に関する障害として一般的に広く知られていますが、あくまでも総称であり、実際には
といった障害などのことを言います。
自分の子どもが「発達障害」かもしれないと思い、このページをご覧になられている方もいらっしゃるかと思いますが、まずはお子さんの症状と見つめ合い、発達障害を病気と捉えるのではなく、その子の個性として捉えながら、うまく社会に適用できるように導いてあげることが大切です。
発達障害とは、生まれながらに脳の使い方が違っている状態で、外界の情報を脳が情報処理するその過程がそもそも違っているのです。そのために、たいていの人が当たり前だと思っていることが理解されていなかったり、逆にたいていの人が気づかないことに注意が向いていたりします。最近では「発達障害」とは何らかの不自由さのある人のことを示す言葉ではなく、不都合をきたしている状態をしめす言葉のことを言うようになりました。わかりやすく言うと「社会生活を送るうえで問題が生じているかどうか」が発達障害かどうかを判断する基準となるのです。
発達障害は生まれながらに脳機能に何らかの不具合があることで起こる障害です。そのため「治る」ということはありません。程度の差はあるものの、一生その特性による傾向が続くと考えられます。したがって、治療や軽減させることを目指すのではなく、障害を「個性」ととらえて、成長の過程にあった適切なサポートを行うことが重要となってくるのです。
教室で行う支援
こもれびこども教室では、手先の動きや全身の使い方が不器用なお子さま、お友達とのコミュニケーションや気持ちの切り替え、集団での行動が難しいお子さま、そしてルールを守ること、待つことが難しいなど日常生活に不都合をきたしているお子さまたちを対象としています。
このようなお子さまは周りから理解されず、注意や叱責を受けやすい傾向にあるので、まずは自信を持てるような支援をしています。それが「こもれび支援ぷろぐらむ」です。こちらは脳科学をもとにしたプログラムで、小さな成功体験を積み重ねていくことでお子様の自己肯定感を上げていきます。また、お子さま自身が抱える苦手さや困りごとに対し治療を行い治すのではなく、本来持っている力をどのように使えばいいのか、どのように力を伸ばしていくかなど、運動支援・学習支援を通して学んでいくことが出来るようなサポートをしています。
プログラムの様子
これらはプログラムの一部です。
お子さまに合わせて最適な支援を行います。
絵合わせ
カードをめくりながら指先の感覚を養うとともに、絵柄を合わせることで達成感や注意力を高めます。
バランス遊具
視覚で動きを理解し、複数の動作を同時に行うことで視覚認知機能を養い、視覚からの情報を身体へと素早く伝達できるよう学びます。
トランポリン
感覚統合を刺激し、発達効果を期待できるジャンプによる全身運動を取り入れ、お子さまの成長を促します。
参考書籍
発達障害の子ものびのび暮らせる生活サポートブック 幼児編
監修:佐々木正美
出版:すばる舎
お母さんが「コレだけ」は知っておきたい発達障害の基礎知識
監修:宮尾益知
出版:河出書房新社
わたしの気づきが支援の第一歩 インクルーシブ保育へ
監修:伊丹昌一
出版:ちゃいるどネット大阪ブックレット
発達障害のある子のサポートブック
監修:榊原洋一・佐藤 曉
出版:学研