人との関わりを通して、
協調と対話を大切にした、
子どもたちの主体的・能動的な
活動を行っています。
乳幼児の段階から協調性を持って、仲間と何かを学んでいくという経験はとても大切です。
当園では、子どもの成長に合わせた段階的なプロジェクト型保育を導入しています。
まず、2歳児ごろまでは子どもたちの興味(ブーム)を尊重するような関りや言葉がけを行う環境に配慮していきます。
そうすると、子どもたちは次第に受け入れてもらえる喜びや、積極的に活動していくことの楽しさを味わうようになっていきます。
3~4歳児になると、一方的に教えるという教育から少し距離をおき、
日々の教育・保育の中で、様々な人々との関りや様々なきっかけが得られるような機会を提供していきます。
それらの日々の中で、子どもたちは、自分の想いや意見が尊重されることを経験し、
もっと調べたい、もっと学びたいという意欲が現れ、学習に転じていけるような環境へと少しづつ変っていきます。
このように幼い頃から段階的に、クラスも含めた環境を少しづつ作っていきながら、
5歳児では、クラスの友だちと同じテーマ(プロジェクト)にみんなで取り組んでいくという具体的な経験の機会を与えます。
友だちと、調査・探求をしたり、考えたり、意見を聴いたり、自分の意見を発言したりと、
プロジェクトという共通目標をとおして、いろいろな場面で一緒に試行錯誤を繰り返していく。
協調性を養い、対話的な深い経験ができる探求型の学びを通して、新たなものを作り出す力、主体性・能動性を育みます。