きずなカフェ保育の根っこ

大阪府社会福祉協議会 経営者部会主催の「コーチング トレーニング講座」に参加しました!



11月26日(金)に大阪府社会福祉協議会 経営者部会 主催の「コーチング トレーニング講座」に参加しました。

研修というと、一方的に講義を聞くというスクール形式で行われることが多いのですが、この研修会はエクササイズ(演習)中心に行うため、40名という少人数制でAM9:30-PM5:00までの一日をフルに使って行われました。

講師はコーチングを日本に初めて紹介したと言われている、伊藤守さんが会長を務める会社 株式会社コーチ・トゥエンティワン の原田大輔 氏(国際コーチ連盟 プロフェッショナル認定コーチ)で、「組織・職場の活性化で職員満足度と利用者満足度を高める--やりがいを生み、離職を減らし、働きやすい職場を創るコーチング--」と題したテーマで開催されました。



「コーチング」とは、「部下(人間)の可能性を信じ、それぞれの個性を尊重しながら信頼関係を築き、自立型人材へと育てていくためのコミュニケーションスキル」というように定義されますが、特別難しいものではなく、「傾聴(聞く)」「質問」「承認」といったスキルを身につけ、一人ひとりの内側にある「能力、やる気、自発性」を引き出すものです。

そのためには一方通行のコミュニケーションではなく(双方向-inreractive)、時限的であったり、一時的ではなく(継続-on going)、個性を尊重する(個別対応-tailor-made)が原則となるのです。

そのような基礎理論をもとに、3名程度のグループに分かれ、メンバー交代を頻繁に行い、様々な人とロールプレイを行いました。


真ん中のブルーのセーターを着ているのが私です。


今までコーチングの本などはつまみ食いのように読んだりはしましたが、このように理論だけでなく、実技を中心に研修を受けることができ、理論が少しずつ実践として活かすことができるのではないかと感じました。

また、私がこれまで保育士たちにしてきたことは、もちろんコーチングの要素は含まれてはいるものの、まだまだティーチングの要素の方が多いように思います。


研修を終えて、ますます「コーチングについて学んでみたいな」と思い、「思い立ったら即行動」と翌日には書店でこのようにコーチング関連の本を数冊買い込みました。



これからコーチングを学んでいくことによって、少しずつですが、寝屋保育園が子どもたちや保護者だけでなく、担い手である保育士たちも輝き、やりがいを持てる職場になっていけばいいな、と思っています。

そのためにはまず「私自身が変わらなければ!」と痛感しました。

最後になりましたが、素晴らしい気づきの機会を与えていただいた、講師の原田 大輔 氏と研修会運営をいただいた大阪府社会福祉協議会 施設福祉部の皆さまにお礼申し上げます。

(文責:園長 田中 啓昭)



※研修の写真は無理を言って講師の原田 大輔 氏の了解のもと、大阪府社会福祉協議会 施設福祉部から提供いただきました。この場をお借りして重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。


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